いすゞ-1 ベレット/ジェミニ



・ベレット

1963年デビュー。当時としては先進的な4輪独立懸架と、スポーティなデザインで人気を博す。’64年にはクーペスタイルの「GT」も登場。日本車(市販車)では初めて“GT”を名乗る。’69年にはDOHCエンジンの最高性能版「GTR」もラインナップ。
エンジン、外装、車種構成とも毎年のようにマイナーチェンジを続け、バリエーションをめまぐるしく変える。1974年に生産停止。




ベレットGTタイプR(PR91W)

ベレGの一番の魅力たるリヤビューからのカット。
ネガ風になっているが、当時は機材も何もなかったので、全て勘による人力反転の手描き。かなりちゃんと反転できている(感心)。
…バックのデザインに明らかにエ○ァの影響が見てとれるが、そういえばこの時ってワープロもへっぽこのしかなかったんで、文字の方も活字見本見ながらフリーハンドで書いたんじゃなかったかな、確か。





ベレット1800スポーツ

’71年に最後のマイナーチェンジをした後の通称「鉄仮面」と呼ばれる型。あまり人気がないが、個人的には何となくこっちの方が好き。
メジャーなクーペボディのGTではなく、2ドアセダンのスポーツという辺り、マニアック度炸裂。真正面なのでまずわからんが。
アンテナがルーフの中央にないのとグリルのバッジが異なることから、気付く人が果たして世界で何人いること…いや、わからんぞ。ベレットはファンもかなり多いから…





ベレットMX1600(1969/70)

これをベレットの項に入れていいのかどうか判らないが…ベレG/117クーペのDOHCエンジンをミッド搭載したショーモデル。


・ジェミニ

GMとの共同開発で、オペル・カデット他世界中に兄弟車を持つグローバルカーとして1974年デビュー。
二代目以降はスタント技術を駆使したコマーシャルで話題になった。




ジェミニ(PF)

世界中に兄弟がいることを生かして描いたイラスト。
これがたぶん最初に描いた手動ネガイラスト。ちゃんとネガポジになってます(再び感心)。

因みに車種は左上がいすゞジェミニ、右上が西独(当時)オペル・カデット、左下が米ビュイック・オペル、右下が英ヴォクスホール・シェベット。





ジェミニ・ユーロルーフ(JT150)

“TWO in ONE”とあるのは、後期型のボディに前期型の顔を付けた、という設定にしてあるから。つまり「ニコイチ」といいたかったワケ。ユーロルーフは後期にしかないが、あのツリ目顔より初期のアッサリした顔の方がイイと思う。

夜魔猫ミルク号として描いたが、本人に見せた時に「フツーのクルマも描けるんだ」とのお言葉を賜った(苦笑)。




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